イギリス女優、ティルダ・スウィントン主演の「ミラノ 愛に生きる」という映画の世界観が大好きで何度も見ています。

舞台はイタリアのミラノ、大会社を経営する一家の奥様であるエンマは、子供の友人である若い男性と恋に落ち、全てを捨てて彼と駆け落ちしてしまいます。

大きな家、贅沢を尽くした調度の数々、一家が客をもてなすためにもうける豪華な晩餐会など、見ているだけで美しい場面の連続なのですが、何より主人公のエンマがそれと知らずに若い男性のことを心に思い続け、ついに結ばれてゆく描写が美しいです。

何不自由ない身の上ですが、3人いる子供たちはすでに成人して自分の手を離れ、寂しさを感じていたのかなとも思います。

途中、ふとした誤解から息子の事故を招き、結果息子が死んでしまうという衝撃的な場面はあるものの、全体として物語は波乱をにおわせつつも淡々と進んでいきます。

ティルダの美しさ、場面の豪華さ、物語の展開の仕方、全てが調和していて名画のように見入ってしまう映画です。
キレイモ神戸元町店